2020.07.30 07:10:08


7月の豪雨やそれに続く日照不足で、野菜の値段が高騰しています。

種類によっては以前の倍以上ともなっている高騰、一体いつまで続くのでしょうか?

レンコンやパプリカなどがゴロッとトッピングされたカレー。

この1皿で1日分の野菜を摂ることができます。

使われている野菜はなんと14種類。

そのほとんどが九州産ですが、このカレーを出している専門店は今、「ある問題」に直面しています。

◆野菜を食べるカレーcamp KITTE博多店 岩見禎昭店長
「野菜が高くなると涙が出そうなくらい大変ですね」

野菜をふんだんに使うこの店のカレー。

材料の高騰は死活問題になりかねません。

8月からはオクラやナス、ほとんどの野菜の値上げを仕入れ先から要請されていて、例えば葉物野菜は1.5倍、ニンジンは2倍にもなるといいます。

◆野菜を食べるカレーcamp KITTE博多店 岩見禎昭店長
「新型コロナウイルスの影響でお客様が減っている部分もあるので、ちょっと泣きっ面に蜂というか、ダブルパンチな状況でなかなか大変です」

野菜高騰の理由、それはー。

◆記者
「広い範囲の田畑、農業用のハウスが完全に水に浸かっている状況です」

7月、九州の広い範囲を襲った豪雨とそれに続く長雨。

農作物への直接的な被害だけでなく、日照不足による生育不良にも繋がり、私たちの食卓にも影響を及ぼしています。

◆買い物客
「高いのでびっくりしています」
「毎日食べるものだからですね。結構きついところはあります」

◆記者
「こちらの青果店では、仕入れの状況によって毎日値段をかえているということなんですが…こちら198円のニンジン、数日前の値札を見ても、だいぶ値上がりしているのが分かります」

安さで知られるこちらの青果店でも、7月中旬からほとんどの野菜の価格が高止まりの状態です。

特に高いのは葉物野菜で、2019年の同じ時期98円で販売していたという水菜は248円、一玉98円だったレタスは228円になるなど、倍以上になっています。

◆桃太郎・佐藤美奈店主
「(市場では野菜の)数が少なくて、こっちの注文通りのものが揃えられないですね」

葉物野菜の一つ、福岡特産の博多万能ネギも、今後さらなる高値が危惧されている野菜の一つです。

▼JA筑前あさくら東部野菜課 倉光久治課長
「3割近くのハウスが冠水しましてネギが倒伏したり(種の)まき直しが必要なハウスが出ております。出荷量が3割程度減っていますので、ネギ自体の取引価格は高くなっています」

こちらは、朝倉市内で博多万能ネギを生産する徳永英樹さんのハウス。

豪雨で冠水したというハウスを見せてもらうと、青々としていて被害はないようにも見えますが。

▼徳永さん
「こいつが雑草ですねこの子がネギです。水と一緒に雑草の種も運ばれて来てこういう風に。雑草の方が強いから、ネギも一緒に育つけど、まともなネギに育たない」

野菜高騰を引き起こした豪雨と長雨。

価格が再び元のように戻るには、しばらく時間がかかりそうです。

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