2020.06.27 07:10:10


加西・上万願寺に就農して今年で10年となる藤本圭一朗さん 兵庫県のほぼ中央に位置し、温暖な気候で古くから米や野菜をつくってきた加西市。酒米の王者・山田錦の一大生産地です。山田錦を育てる若い就農者に、加西産山田錦について根掘り葉掘り尋ねます。今回は上万願寺エリアで山田錦と里芋をつくる藤本圭一朗さんに話を聞きます。

 学生時代、海外を旅して回っていた藤本さん。旅の中で「外国と比べて日本の農地の環境はとても恵まれている。生きるために欠かせない食物さえ作っていれば、家族を守ることができる」と気づき、農業を志す決心をしました。就農者としてスタート後、たくさんの苦労を重ねながらも農業を楽しんでいます。山田錦の生産に懸命に取り組んだ結果、品評会で3年連続受賞するなど、活躍を続けています。

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――かなり計画的にこの上万願寺という土地を選んだそうですね。どこに魅力を感じたんですか?

上万願寺町は加西市の最北端に位置し、万願寺川の源流域にあたります。美しい川と山に囲まれ、非常に特色のあるいい農産物を作る、と判断しました。

――藤本さんは今35歳ですよね。若い就農者が最近この加西で増えてきているそうですが、これはどういうことでしょう?

たぶん、僕が美人な妻をもらったからじゃないかなと(笑)。これは冗談です(笑)。加西市は非常にバックアップ体制が整っていて、職員の方々が時に厳しく、時に親身になってくださり、私も育てていただきました。市内には農業高校や農業大学、県の普及センターなどもあり、農業をする上で本当に恵まれた地域だと思っています。

――これから農業に携わりたいと考えている若者に、どんな言葉をかけてあげたいですか?

ぜひ前向きに取り組んでほしいですね。加西市には誇るべき農産物がたくさんあります。これらを世の中に広めるためにも、挑戦意欲のある若い農業者の力が必要不可欠だと思っています。私たちと一緒に挑戦していきましょう!

――今年も山田錦の田植えが始まりました。作付けへの意気込みを教えて下さい。

皆さまに喜ばれるような、そして感動してもらえるような作物づくりを心がけていきたいですね。山田錦の特色である心白発現率の高さは、寒暖の差から生まれます。細かい技術の話になりますが、時には夜間に冷たい水を田んぼに走らせるなど、様々なことに挑戦しながら、万願寺町の地の利を生かした高品質なものを作っていきたいと思います。

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 明るく、ユーモアたっぷりな一方で、農業者としての情熱あふれる藤本さん。これから半年間、藤本さんを始め若い生産者の皆さんを通じて、加西の山田錦の魅力を紹介します。

※ラジオ関西『PUSH!』2020年6月24日放送回、加西山田錦「農ライフ!」より

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