2020.02.22 07:10:04


 【ニューヨーク時事】週末21日午前のニューヨーク株式相場は、中国を中心に感染が拡大する新型コロナウイルスへの懸念が強まり、大幅続落している。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比で300ドル超下落。午前10時40分現在は320.28ドル安の2万8899.70ドルとなっている。ハイテク株中心のナスダック総合指数は153.88ポイント安の9597.09。
 中国政府の発表によると、湖北省武漢市で発生した新型コロナウイルスによる肺炎の死者は21日午前0時時点で前日より118人増え2236人、感染者は889人増の7万5465人となった。一方、韓国では感染者が急増しており、21日には2人目の死者が伝えられた。中国外でも拡大する感染に対する警戒感から市場のリスク投資意欲が後退。ダウは寄り付きから売りが先行した。
 米不動産業者協会(NAR)が発表した1月の中古住宅販売件数は季節調整済み年換算で前月比1.3%減の546万戸と、マイナスは2カ月ぶり。ただ、市場予想(ロイター通信調べ)の1.8%減の543万戸は上回った。
 個別銘柄では、マイクロソフトが2.4%安となり、ダウ全体の下げを先導。これに続いてナイキが2.2%安、アメリカン・エキスプレス(アメックス)が1.9%安となっている。一方、米ドロップボックスが21.6%高と急伸。クラウド型データ管理サービスを手掛ける同社は予想を上回る好決算に加え、業績見通し引き上げや6億ドル規模の自社株購入計画が好感されている。農業機械大手ディアも予想を上回る決算内容を受けて、7.0%高で推移している。

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