あらたふみな|2019.02.13

 

数年前に体調を崩していた頃、料理研究家の梅崎和子さんの話を聞く機会がありました。

 

梅崎さんは陰陽のバランスを整えることを基本にした考え方や、レシピを伝えられています。

 

陰陽は食べ物だけではなく、体の中にも存在し健康な時はバランスが取れている。

 

反対に病気というほどではないけれど、なぜか疲労感が取れない、寝つきが悪い、肩こりがひどい、などといった不調な時はバランスが崩れている状態のようです。

 

では体の陰陽のバランスを取るためには、どうすればいいのでしょうか。

 

それは決して特別なことではなく、

「季節の旬のものを食べる」というシンプルなこと。

 

そして生まれ育った土地の物を食べる「身土不二」といった考え方や、食べ物には不要な部分はないので、素材を丸ごと取る「一物全体」といった考え方を取り入れる。

 

例えば、れんこんやニンジンの皮は剥かずに使い、じゃがいもなど灰汁(アク)の出るものも水にさらさず、素材のそのものの個性を大切にするということ。

 

 

我が家ではその時に教えてもらった「重ね煮」のお味噌汁が定番メニューの一つになっています。

 

すべての具材をカットして鍋に重ね入れて、煮るだけの簡単レシピです。

 

【みそ汁レシピ】

  • 鍋の一番下から順にキノコ類、海藻類、葉物、根菜、イモ類、ネギ類、豆、一番上に魚、肉類、味噌も入れる。
  • 水を材料の七~八分目まで加えて、蓋をして強火にかける。
  • 煮立ったら、弱火にして10分ほど煮る。
  • 残りの水を加えてひと煮立ちしたら出来上がり。

 

具を入れる順番がポイントで、鍋の一番底から体を冷やす陰の素材を入れ、土の中で育つ陽の素材を上にして入れ、味噌も野菜と同時に入れてしまいます。

 

野菜からもうまみが出るので、わざわざ出汁を取る必要がありません。

 

2つ以上の素材が重なることで、陰陽のエネルギーが鍋の中で統合され、うまみを出しながら体を整えてくれるというパワーがあるそう。

 

普段の食事でももちろん、体の不調サインが現れた時は重ね煮を作ってみてください。

野菜の優しさが体にじんわりと伝わり、整う感覚が実感できると思います。

 

お薬で一時的に症状を和らげるだけことも時には必要ですが、自分や身近な人の健康は自然の力を借りて、自分たちで整えていきたい。

 

これからも色々なところで学んだことを、無理のない範囲で取り入れて暮らしていきたいと思っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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