畠英幹|2018.12.17

マフラーが欠かせない季節になりましたね。

手がかじかんで、外での作業はなかなか捗りません。

 

これくらい寒くなると露地での栽培も終わりつつありますが、弊社でも先日収穫が終了した野菜があります。

 

ほうれん草です!

 

先日までは、同時進行でベビーリーフの生産も進んでいました。

 

せっかくなので、通常のほうれん草とベビーリーフのほうれん草を比較してみました!

 

大きさはもちろん違いますが、他にもいろいろな違いがあります。

 

そのうちの一つは、葉の硬さです。

 

ご存知かと思いますが、サラダなどで使われるベビーリーフは生食可能なため、柔らかく、洗ってそのまま食べられるのが特徴です。

 

最近では、名前に「ベビー」とつく野菜が増えてきました。

ベビー野菜普及の背景には、高齢化や女性活躍など日本社会の変化により生野菜を使う量の減少や料理の簡素化などが挙げられると思います。

 

品種自体をそのまま小さく改良するものもありますが、生産の仕方で小さくするケースもあるそうです。

 

この写真を見てください。

 

この大きな野菜は、ターサイと呼ばれる小松菜に似たアブラナ科植物です。

 

そして、下に敷き詰められている野菜はエンダイブと呼ばれるやや苦みのあるキク科植物です。

 

ベビーリーフは、このように種を敷き詰めるようにまいていきます。

 

これは、いわゆる近親交配のような原理を応用しています。

 

突然ですが、小さいころタンポポに息を吹きかけて遊んだことはありませんか?

 

タンポポがなぜ綿を使って種を遠くに飛ばすのかというと、いろいろなところに植えることで、なるべく親とそれぞれの子に距離をおき、栄養の奪い合いを防ぐことが考えられています。

 

ベビーリーフでは、あえて密接にすることで栄養を奪いあい未熟なやわらかい葉っぱが完成するという仕組みです。

 

たまたま、エンダイブの圃場にターサイが混じってしまったのですが、同時に植えたのに成長に大きな違いがあります。

 

もちろん植物によって成長の差があるため、一概には言えませんがベビー野菜の生産の一例をご紹介しました。

 

植物を成長の仕組みを知ると野菜の見方が少し変わってくるかもしれません!

 

 

 

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