あらたふみな|2018.09.07

九月に入り、丸茄子の生産農家さんのお話と調理実習の講座に参加してきました。 

私自身丸茄子はしっかりと見ることも食べることも初めてで、ただ形の違う茄子といった印象しかありませんでした。

最初に若手の丸茄子農家さんのお話を聞かせてもらえることに。 

茄子は1300年以上前に日本に伝わってきて、元々は朝廷に献上していましたが徐々に庶民の間にも広まってきました。 

初夢の「一富士二鷹三茄子」や「物事を成す」という意味で縁起の良いものとされています。

 

そんな茄子の中でも原種に近い状態のまま栽培されている「大和丸茄子」。 

大和野菜と呼ばれる奈良の伝統野菜の中でも、濃い紫色で皮がしっかりして味わい深い野菜として「茄子の女王」と呼ばれています。 

田楽や炒め物、揚げ物といったしっかり火を通すお料理がおすすめ。

 

そもそも伝統野菜というのは「地方野菜」とも呼ばれていて、国内の各地で古くから栽培利用されてきた在来品種のこと。

コストの問題もあって、大きな消費地向けにはほとんど流通していません。 

流通し過ぎると大量生産となり、値段も下がってしまうのであえて種を出さないようにもするそうです。

 

元々日本の古い食文化に根差したものなので基本的に「和食」に合った食材となります。 

関西の方では良く耳にする京都の伝統野菜の丸茄子とは同じ品種だそうです。

 

違っているのはナスの頭にある帽子のような部分の額(がく)の数。 

その額の形が、京都の丸茄子は三弁に対して大和丸茄子は五弁あります。 

また、一般的に売られている千両茄子は一つ100g程度で葉の色は黒っぽいのですが、丸茄子の葉は緑色で重さも200g~300gと重量感があります。

 

 

丸茄子のお話をたっぷり聞かせてもらった後、丸茄子を使ったアレンジレシピの調理実習がありました。

メニューはスライスした茄子でお肉を挟んだ「丸茄子バーガー」と「フライド茄子」。 

家ではなかなか思いつかないアイデアレシピです。

 

さっそくスライスしてみると丸くて大きい! 

普通の大きさのフライパンでも4枚ずつしか焼けません。 

油を吸っていくと、とろみも出てきて茄子だけそのまま食べても十分おいしそう。 

バーガーにするとボリュームも出てお腹いっぱいになりました。

 

奈良県民でもあまり頻繁にお目にかかることのない丸茄子の講座は、お腹も満たされて満足な内容でした。

 

また機会があれば地元で採れる伝統野菜をご紹介していきたいと思います。



















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