あらたふみな|2018.05.28

私の住んでいる奈良には大和茶(やまとちゃ)という日本茶のブランドがあります。

 

先日、その大和茶の茶摘み体験と工場見学に行ってきました。




年に3回、5月頃に一番茶、梅雨が終わる7月頃に二番茶、10月頃に秋番茶が摘み採られます。

 

今はちょうど一番茶の摘採時期です。

 

通常は機械で行う茶摘みですが、今回は手摘みでの茶摘みの仕方を教えていただきました。

 

摘み採る葉は伸びてきている一番上の部分。

 

一芯二葉といって芯が真ん中にあり、2枚の葉のついているすぐ下の部分を折って摘みます。

 

3㎏の生葉から600gしかできず、収穫から製品になるまではとても手間と時間がかかることを知りました。

 

茶摘みのポイント

◆大きさ(長さ)をそろえて採ることが最重要ポイントで4.5~5cmくらいのところを折る。

◆爪を使って折ってしまうと折った部分が茶色く変色していくので、指の腹で折らなくてはいけない。

◆採った葉は直射日光に当てない。

◆摘み籠に芽をたくさん詰めてはいけない。(発火するほど熱をもつそうです)

 

など色々お聞きした後にいよいよ茶摘みがスタート。

 

気を許すとついつい爪で折ってしまいますが、緑の茶葉に囲まれてとても清々しい気持ちになりました。

 

その後、場所を変えて日本茶のおいしい淹れ方を教わりました。




お茶の淹れ方はお湯の温度がポイント。

 

沸き立ての熱湯ではなく、低めのお湯だとよりうま味が引き出てきます。

 

温度が高くなればなるほど、渋味の成分タンニンやカフェインは溶出してきやすいので、熱湯はいきなり急須に入れるのではなく、別の器で冷ましてから急須に入れます。


湯冷まし用の器がなくても、湯のみなどで代用しても構いません。

 

茶葉の量は一人あたり大体3g(小さじ1)ほどでお湯の適温は60℃~70℃。

 

器にうつすと10℃くらい温度が下がるので、2回ほど器にうつしかえると良いそうです。

その後ようやくお湯を急須に入れて1分~1分半待って湯のみに注ぎます。

 

と、ここまで聞いて私が普段淹れているやり方は全く違っていることに気づきました。

 

事実、現地でこのやり方で淹れていただいた緑茶は甘みがあって、家で普段飲んでいるお茶の独特の苦みは感じられませんでした。

 

温度も思った以上にぬるく感じられましたが、決して熱々が良いというわけではないのですね。



帰って自宅で教わったやり方で入れてみると、ほんのわずかな時間ですがゆったりとした過ごすことができました。

 

コーヒーや紅茶と違い、緑茶は日常の食卓になじみがあり過ぎてじっくりと味わっていなかった自分にも気づかされました。

 

忙しい日常で毎回は難しいかもしれませんが、これを機会にたまにはゆっくりと緑茶を淹れてみようと思っています。



















 

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