あらたふみな|2017.12.18

 

日本には「ハレの日」と「ケの日」という考え方があります。



ハレの日とは普段とは違う特別な日のこと。この日は着るものや、部屋の飾りも普段とは違い特別な食事をして過ごします。そしてその逆、日常の普通の日のことをケの日と言います。

 

ハレの日は揚げ物やステーキやパスタなどの肉食中心な洋食、ケの日の基本はご飯とお味噌汁、納豆、干物や煮物といった日本食、といったイメージでしょうか。

 

ほんの数十年前まではこのハレの日とケの日がとてもわかりやすく違っていたようですが、最近ではとても曖昧になってきていますよね。

 

ひな祭りや子供の日などの日本の行事とハロウィンやクリスマスといった外国の行事が入り混じり、さらには誕生日や結婚記念日など個人のお祝いもあるので、またもや次のイベントだ~!とハレの日に追われてる気がするときも。



SNS上でも「インスタ映え」するイベントごとのお料理や、日常の家庭料理とは思えないほど何品ものおかずとおしゃれな盛り付けの画像が見られます。

 

参考にさせてもらうこともあるのですが、料理研究家の土井善晴さんはそれに苦言を指すように普段の食事には「一汁一菜」を提案されています。

 

質素と思われる日本人のシンプルな食生活が健康にも良く、日本人としての生き方として美しい、と。

 

それを聞いて少しホッとする私。

 

もちろん私も「ハレの日」は大好きですし、子供にもちょっとしたごちそうで喜んでもらえると嬉しい気持ちになります。

 

ちなみに私の誕生日は、1月初旬で年末からお正月にかけてのハレの日が落ち着いてそろそろ日常に戻りかける時期です。

 

お正月までのハレの日続きで誕生日の頃は正直あまりごちそうが食べたいという気持ちにもなれず、母親に何が食べたいか聞かれても普通の食事でいいよ、と言っていた記憶があります。

 

ハレの日も毎日続くと体もお疲れモードになります。ケの日があるからこそハレの日が嬉しいものになるのですね。

 

これからクリスマスや忘年会、お正月など行事が目白押しで人と集まる機会も多く、ハレの日が続く方も多くなってきています。その合間には野菜たっぷりのお味噌汁と炊き立てご飯といったシンプルな食事が体をホッとさせてくれると感じています。



特にこの時期はケの日を少し意識して忙しい体を休ませてあげて、年末年始のハレの日を楽しみたいと思っています。









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