畠英幹|2017.11.29

トマトやサツマイモが終了し、ベビーリーフの生産が急ピッチで進んでいます!クリスマスシーズンに向け、12月は需要が高まるベビーリーフですが、いろいろな種類があり、覚えるのが大変です。。。



写真にある黄色い葉っぱはスイスチャード、赤い葉っぱはレッドビートという品種で、サラダに加えると食卓に彩りを与えてくれますよ!
 

ほぼ毎日食べているので、ありがたみが半減していますが(笑)

 

いきなりですが、デイル・ドーテンの「仕事は楽しいかね?」という書籍を読んだことはありますでしょうか?2001年に発行された本なのですが、2017年でもまだまだ発行され続けているのは、すごいですよね。

 

この本の中に、「新しいアイディアというのは、新しい場所に置かれた古いアイディアなんだ。」というセリフがありました。経営学を学ぶ上で、耳にタコができるほどいわれる「イノベーション」ですが、新規のアイディアというのは、たいていの場合、古いものの組み合わせだったりします。

 

例えば、スマートフォン。一見革新的アイテムですが、機能を分解してみると、ATMなどのタッチパネル、携帯電話、パソコン、カメラなどの組み合わせとも見て取れます。

 

このつなぎ合わせを見つけることが難しいところでもあるんですが。。。

 

地方活性化に関する研究の中に、「地元学」というものがあります。地元学を簡単に言うと、地方は都会に比べるとなんもないよと嘆くのではなく、そんな地域で生きている人たちは逆に生きる知恵や技術をたくさん持っているじゃん!とプラスに考え、それを使って地域再生を図っていく取り組みのことを言います。

 

この地元学のような取り組みを行っていくためには、プラットフォームを形成していくことがカギではないかと考えています。ここでいうプラットフォームとは、だれでも「公」の空間の中に、信頼しあい、共通のテーマ、目的を持った人間同士が繋がれる「共」の空間をつくる場所とやや硬い表現で定義します。





山形県のJAさがえ西村山の事例を紹介したいと思います。

 

こちらの地域では、さくらんぼを中核として、りんごや西洋梨などの果樹の生産が盛んであり、個人農家で観光農園を実施している箇所がいくつかありました。

 

この観光農園に注目し、地域の農業者やJAが協力し合い、品質のバラつき解消や地域間でのさくらんぼ狩りを宣伝し、ひとつのプラットフォーム形成していきました。そこに、行政、観光協会、商工業者等がそれぞれの役割を担うネットワークを構築し、地域の自然や景観、温泉、郷土料理などを含めた寒河江市を丸ごとブランド化する取り組みを推進し、今の観光名所を築き上げていったのです。





就農者減少が進む今日では、少しでも多くの農業従事者が共創し合える環境、すなわちプラットフォームが必要なのかもしれません。では、誰がプラットフォームを作るかという話ですが、授業ではJAが作る役割を担えるとありました。ですが、本当に重要なのはプラットフォームをまとめ上げるリーダー的存在で、それはJAだけとは限らないと思います。

 

寒河江市は、地域全体の協力体制で発展した事例ですので参考になる部分があるかと思い、今回取り上げました。

 

地方の衰退が騒がれる今日ですが、少なくとも農業従事者はその地域で生きるなど、何かしらの形で地方活性化に貢献しています。そのような生き方に誇りを持ち、少しでも多くの人に農業をやってみたいと思えるようなモデルケースが生まれるといいですね!

 

最後まで、お読みいただきありがとうございました!

 

 

 

 

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