Lina DeMackingy|2017.05.31

皆さんは、パスタと言ったらどこの国を想像しますか?

おそらく“イタリア”ではないでしょうか?パスタの本場イタリアには劣りますが、実はスペインでも多種多様のパスタが売られています。全粒粉の各種パスタはもちろんのこと、ニンジンの麺パスタ、野菜を練りこんだニョッキ、ホウレンソウのラザニア用パスタ等々。そんな意外と様々な種類のパスタが売られているスペインですが、今回は日本の味を生かしたパスタを紹介します。

 

 

スペインのパスタ事情

冒頭でご紹介したように、スペインでは様々な種類のパスタが売られています。ということはきっとイタリアンレストランでもおいしいパスタが食べられるのでは?と思われるかもしれませんが...実は筆者は未だにスペインでおいしいパスタに出会っていません。
とあるレストランでPasta de Cuatro Queso(4種のチーズのパスタ)を注文したところ、のびきったパスタに日本のスーパーで売られているピザ用チーズのようなチーズがかけられているだけの品が出てきました。しかもチーズは解けていません。
これにはさすがにびっくりしました。スーパーでは日本より多くの種類のパスタを購入できますが、個人的な意見ではありますが、レストランのパスタは日本の方が断然おいしいと思います。

 

日本の味を取り入れた斬新なパスタ

スペインでは全粒粉パスタや様々な野菜を練りこんだパスタなど見かけますが、この中に日本の味を練りこんだパスタを発見しました。その名も“ワカメパスタ”と“海苔パスタ”。そうです、名前の通りこのパスタにはそれぞれワカメと海苔が練りこまれています。

 

〈ワカメパスタ〉

ワカメが練りこまれているパスタです。スペインでも今、日本食がブームです。大手スーパーのうちの1社、Consumでも乾燥ワカメが購入できます。健康に良いということ、また日本食レストランの普及により味噌汁を知る人が増えたことにより、ワカメにも注目が集まっています。そんな中、ワカメのパスタが販売されていたので購入、実際に食べてみました。
見た目はホウレンソウパスタのように緑色で、太麺になっています。スペイン人の友人にも試食してもらいました。茹で上がったパスタは香りですが、友人は「普通のパスタと同じだ。」と言っていましたが、日本人の筆者には、ニンニク、オリーブオイルの入ったトマトソースをかけた状態でも、ほのかにワカメの香りを感じました。しかし、口の中に入れるとトマトソースの香りで一気にワカメの香りは消失(笑)
シンプルに大根おろしとツナ缶に醤油をかけたようなパスタであればワカメの香りも損なわずにいただけると思いました。

 

〈海苔パスタ〉

続いて海苔の練りこまれているパスタです。上記で今スペインは日本食ブームとお伝えしましたが、特にお寿司が人気です。筆者の住むパレンシアでは最近、スーパーでもお寿司が購入できるようになりました。寿司のネタの中でも海苔で巻いてあるかっぱ巻きが好きという人も多いです。何と、お寿司用の海苔まで売られています。アメリカ発祥のお寿司カリフォルニアロールは水分を含んだ海苔が号のような食感になりアメリカ人には不評のためお米の内側に巻くようにしてできたそうですが、スペイン人は海苔の食感に対してあまり抵抗がないようです。この海苔パスタは緑色ではなく、紫色をしています。海苔は薄めると緑色というより赤みがかった色になるのでパスタに練りこむと紫色になるのは何となく納得です。このパスタも太麺で、調理方法にはオリーブオイルを使用して調理するのを進めていますが、個人的にはやはり海苔の香りを楽しみたいのであれば、オリーブオイルは少量で醤油ベースのパスタにするのがいいかなと思います。

 

安全でベジタリアンにも安心なパスタ

今回ご紹介した2種類のパスタの素晴らしい特徴として、卵不使用という点です。これらのパスタはベジタリアンの方でも安心して食べていただけます。そしてEUのオーガニック食品としての認定も受けている商品ですので、体に害のない安全な食品と言えます。

両商品ともビオ食品専門店などで、1個4.69ユーロで売られています。

 

 

まとめ

スペインで売られている一風変わった日本の味をご紹介しましたが、いかがでしたか?スペインへ旅行した際にはちょっと町のオーガニック商品を扱っているお店に立ち寄ってみるとこのパスタが購入できるかもしれません。次のスペイン旅行ではオーガニック食品のお店に立ち寄ってみるのもいいですね。

 

 

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